M1 Macでデスクトップ音声をOBS Studioでキャプチャしようとして、(Windowsと違い?)ちょっと時間かかったので作業記録のメモ。
macOSのオーディオの出力は通常スピーカー等のデバイスに出ていますが、それを分岐して、仮想オーディオデバイスにも流し、OBSにはその仮想オーディオデバイスから音をもらう、という流れにすると良いようです。
以前はSoundFlowerというアプリがあり、昔使った記憶がありましたが、M1 Macには対応していない様子。
最近は、仮想オーディオデバイスにはBlackHoleという無料アプリが良いようです。
![](https://labs.torques.jp/wp-content/uploads/2022/06/image-1.png)
GitHub - ExistentialAudio/BlackHole: BlackHole is a modern macOS audio loopback driver that allows applications to pass audio to other applications with zero additional latency.
BlackHole is a modern macOS audio loopback driver that allows applications to pass audio to other applications with zero...
上記URLの「Download Installer」をクリックすると、メアド登録ページにジャンプします。
![](https://labs.torques.jp/wp-content/uploads/2022/06/image.png)
登録したメアドにインストールURLが届きます。そのURLをクリックするとダウンロードページが開きます。
![](https://labs.torques.jp/wp-content/uploads/2022/06/image-2.png)
複数のバージョン違いのダウンロードが出来ますが、違いはチャンネル数。今回は2chで問題ないので、2chバージョンをダウンロードし、インストールしました。
![](https://labs.torques.jp/wp-content/uploads/2022/06/image-3.png)
上記のように、audio MIDI 設定アプリを開きます。
![](https://labs.torques.jp/wp-content/uploads/2022/06/image-4.png)
左下にある「+ボタン」から、「複数出力装置を作成」を選択します。
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上図のように、”macのスピーカー”と同時に”BlackHole 2ch”にも出力するように「使用」にチェックを入れます。
macの「設定→サウンド」で出力を下図のように、作成した「複数出力装置」に設定します。
![](https://labs.torques.jp/wp-content/uploads/2022/06/image-6.png)
macを再起動し、OBSを起動し設定画面を開くと、下図のようにBlackHoleが選択できるようになります。
![](https://labs.torques.jp/wp-content/uploads/2022/06/image-7.png)
作業の順番は、ちょっと曖昧ですが、これで大丈夫なはずです。