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Objective-CでNSStringプロパティ実装

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Objective-Cをなんとなく使い続けていたのですが、分かってるようであまり分かっていなかったのがプロパティ
retain/release/autorelease周りとの絡みもあってなんとなくやり過ごしていたのですが、ちょっと切羽詰ってきたので仕切りなおして勉強してみました。

NSStringを持つクラスでテスト

いろいろ調べた結果、とりあえず、下記のようなクラスStringContainerを定義しておけば問題なく使えるっぽいです。(問題見つけたら教えてください!)
まずは、定義ファイル。内部にNSString*のインスタンス変数を二つと、そのプロパティ宣言を行っています。
重要なポリシーは、propertyは内部でコピーする、ということ。下記のページを参考にしています。

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//  StringContainer.h
#import <Foundation/Foundation.h>
 
@interface StringContainer : NSObject {
	NSString*	str0;
	NSString*	str1;
}
 
// コピーするので、渡すものはautoreleaseしておいてください.
@property (nonatomic,copy) NSString* str0;
@property (nonatomic,copy) NSString* str1;
 
@end

次に実装コードです。プロパティ設定のためのsynthesizeと、デストラクタを定義しています。

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//  StringContainer.m
#import "StringContainer.h"
 
@implementation StringContainer
 
@synthesize str0, str1;
 
-(void) dealloc{
	[super dealloc];
 
	[str0 release];
	[str1 release];
}
 
@end

そして、テストコード。str0とstr1では別の与え方をしてみました。

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// Test.m
// 確保.
StringContainer* scTest;
scTest = [[StringContainer alloc] init];
 
// 各パラメータを設定.
scTest.str0	= [NSString stringWithFormat:@"Default 0[%d]",0];
scTest.str1	= [[[NSString alloc] initWithFormat:@"Changed 1[%d]",11] autorelease];

str0に渡す文字列は、stringWithFormatはクラスメソッドで生成。なので、そこで生成されたオブジェクトはそちらでAutoRelease Poolに入っているようなので、特にrelease/autoreleaseを行う必要はありません。むしろ、それをやると、retain countが0になったときに、二重にreleaseが呼ばれるので、問題となります。
str1に渡す文字列は、alloc, initで生成したもの。ここで生成しているので、ここでautoreleaseしています。代入後に即releaseしても問題有りませんが、ここでrelease/autoreleaseのどちらかを行っていないと、そのメモリは破棄されないので、リークしてしまいます。

これでOKのハズ!

一応、Instrumentsツールを使ってリークを調べたりもしたので、これで大丈夫だと思うのですが、認識に問題があったら誰か教えて欲しいです!!!
たったこれだけのことを自信持ってかけるようになるのに半日かかりました!
AutoRelease Poolというものの存在、クラスメソッドで定義したものがそちらで勝手にautoreleaseされているっぽい、ということ、それらをググって知ったので理解できたのですが、そうでなかったらなかなか辿り着けないのです。
ちなみに、NSArrayも同様な書き方でプロパティ実装できるはずです。


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