読書エントリーが続いてしまいますが、最近ちょっと本を読む時間があるので、今のうちにちょっと読んでおけ、という感じで、今回は、気になっていたホリエモンの処女小説「拝金」を読了。
著者/訳者:堀江 貴文
出版社:徳間書店( 2010-06-17 )
定価:¥ 1,470
Amazon価格:¥ 1,470
単行本(ソフトカバー) ( 272 ページ )
ISBN-10 : 4198629668
ISBN-13 : 9784198629663
ストーリーテラー
「ホリエモンが小説!?書けるのかよ。」というのが小説発売を知った時の第一印象でした。
しかし、読み進めながら気づいたことなのですが、自分でビジネスをする、というのは、自分でストーリーを書く、ということと同じなんですよね。
そういう視点で見るといろいろと納得出来る事が多く、現実をベースにしたフィクションとしてもうひとつのリアルを書くのは面白い試みだと思いました。
とは言うものの、ビジネスはそのストーリーの結果を業績とか時価総額とかで評価されるのですが、小説は最終アウトプットはあくまで文章です。
小説内の人物がどうなろうが読者には関係ないのです。
ということで「ホリエモンの処女小説」というエクスキューズがなければ、文章表現としては厳しい箇所が多かったです。
序盤
序盤、ゲーム制作の話が出てきますが、このあたりが一番面白かったです。
ここから徐々に上に上がっていく話かと思いきや、突然数段飛ばしで上がってしまったのちょっと残念でした。
そこからは、著者自身の思い出をいじったような話ばかりで、正直読みすすめるのが苦痛。。
ネット上では「一気に読めた」という声が多かったが、それは単に読み飛ばしやすい文章だったからではないでしょうか。
読みたかったことは読めないまま
この本を手にしたとき、ちょっとある仕事が区切りがついたところでした。
ホリエモンは本書のあとがきで次のように書いています。
この本を読めば、きっと誰もが突き抜けられる。そんな思いを込めながら、この小説を皆さんに発信します。
まさにそういう感じで、自分の仕事テンションを上げるために読みたかったのだが、実際はそうはならなかった。
それは、現実にあったITバブルをフィクションとドキュメンタリーの狭間でどっちつかずの状態のまま仕上げてしまったからではないだろうか。
リアルベースのフィクションって面白くするのは難しいんだな、と分かったことが一番大きなtake outでした。
例えるなら、本書は、ホリエモンという多段ロケットが飛び立ちながら切り離した燃料タンクのようなものです。
そこに未来はない。
過去もない。
ロケットに使われたらしい、という痕跡が残るのみ。
アプリ版
iPhone/iPadアプリ版もあるらしいです。
こちらの方が書籍よりは安いので、読んで失敗するリスクは少ないです。

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↓今気になるビジネス本。
著者/訳者:平野 敦士 カール アンドレイ・ハギウ
出版社:東洋経済新報社( 2010-07-30 )
定価:¥ 1,680
Amazon価格:¥ 1,680
単行本 ( 205 ページ )
ISBN-10 : 4492532749
ISBN-13 : 9784492532744
↓こないだ本屋で見かけて読みたい!と思った「ちょうそがべ」。長宗我部元親の末裔が語るノンフィクション。長宗我部って秦の始皇帝を祖に持ち、土佐藩で下士だったり、二千年の歴史があるのですね!
著者/訳者:長宗我部 友親
出版社:バジリコ( 2010-06-11 )
定価:¥ 1,890
Amazon価格:¥ 1,890
単行本 ( 320 ページ )
ISBN-10 : 4862381685
ISBN-13 : 9784862381682











