「スティーブ・ジョブズ II」読了

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仕事が忙しかったり、孫正義の本を読んだり(参考「「あんぽん 孫正義伝」読了」)して、なかなか進んでいなかった「ジョブズ本」の下巻、半月くらい前に読み終えていました!

スティーブ・ジョブズ II

著者/訳者:ウォルター・アイザックソン

出版社:講談社( 2011-11-02 )

定価:¥ 2,052

Amazon価格:¥ 2,052

ハードカバー ( 431 ページ )

ISBN-10 : 4062171279

ISBN-13 : 9784062171274


上巻の所感レビュー「「スティーブ・ジョブズ I」読了」はこちら

後半戦

ジョブズの死去の前に書き上げられた本書にジョブズの死のことは書かれていない。
しかし、その死に向かう、ガンの進行などについてはつぶさに書かれている。
その進行とAppleでやり遂げたことなどを並行で読めるのはさすがに本書くらいだろう。
そしてその中で「へー、そうなのか」と単純に驚いたことをいくつか引用したい。

息子:リードへの期待

iPhone 4 のアンテナ問題のとき、ハワイにいたジョブズがクパチーノに戻るのだが、そのときこう言って息子リード(当時高校最高学年)も連れて帰った話が載っている。

「お父さんはこれからたぶん2日ほど、会議漬けになる。そのすべてにお前も出ろ。この2日で、ビジネススクールに2年間通うよりもたくさんのことが学べるはずだ。世界でもトップクラスの人間がとても難しいことを検討し、決めていく瞬間に同席し、”ソーセージがどう作られるのか”、その目で見ておくんだ」
(p.359)

こういうことはジョブズは絶対やらないと思っていたけど、やっぱり家族を愛していたんだなぁ、と。

iPad2のスマートカバーについて

第39章によると、iPad2のスマートカバーの仕組みについてはジョブズが磁石についての論文をみつけ、ジョナサン・アイブに渡したらしい。
この話が本当だとして「吸引力が円錐形で望む場所にピンポイントで作用させられる磁石がある」という論文を読んで、スマートカバーを思いついてたら、やっぱりすごい!


まぁ、個人的には買っていないですが。。

心残り

第40章、ジョブズの病状がおもわしくなく、CEOをやめると伝える会議のことが書かれている。ここにもジョブズの思いがこもった言葉が載っていた。
HP社がタブレットの販売を諦めたということを聞き、みんなが「勝った!」と喜んでいるところでのジョブズの発言です。

「ヒューレットとパッカードはすごい会社を作り、それを信頼出来る人々に任せたと思ったんだ。それがいま、バラバラになろうとしている。これは哀しいことだよ。アップルがそうならないよう、もっとしっかりしたものを残せたのならいいんだけどな。」
(p.413)

最も難しい問題は、やっぱり次の世代への話だ。
会社が生き残るためには、その会社が作ってきたものを壊さないといけない。それができない会社は間違いなく潰れる。ジョブズの功績が大きければ大きいほど、それが難しいと思ってしまうが、どうなるかゆっくりと見守りたいと思う。

今読みたいジョブズ本

「スティーブ・ジョブズ」を読み終えた今、正直、もうジョブズ関連の本を読みたいとは思っていない。全く読んでない人にすすめるとしたら「驚異のプレゼン」(本ブログの感想エントリ)と、今回読み終えた「スティーブ・ジョブズ」の上巻・下巻、これだけでいいと思う。
あとはおそらくかなりかぶるだろうし、それほど解釈も広がらないと思われるからだ。
しかし!ここにきて、「最後のジョブズ本」として読んでみたい本が出版された!
それが「成毛眞のスティーブ・ジョブズ超解釈」。

成毛眞のスティーブ・ジョブズ超解釈

著者/訳者:成毛 眞

出版社:ベストセラーズ( 2012-02-25 )

定価:¥ 1,440

Amazon価格:¥ 1,440

単行本 ( 222 ページ )

ISBN-10 : 4584133832

ISBN-13 : 9784584133835


あの成毛眞のジョブズ解釈、これは期待できる!!
※成毛氏についての記事:『本は「トン」単位で数えます~インスパイア 成毛眞社長(前編):日経ビジネスオンライン』


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↓もう1度くらいは読み返してもいいかもしれない。

スティーブ・ジョブズ I

著者/訳者:ウォルター・アイザックソン

出版社:講談社( 2011-10-25 )

定価:¥ 2,052

Amazon価格:¥ 1,725

ハードカバー ( 448 ページ )

ISBN-10 : 4062171260

ISBN-13 : 9784062171267


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