Tweenerを使わない理由
前回のエントリでTweenerの使い方のメモを書いたのですが、個人的にはもうTweenerは積極的には使わない予定です。
Tweenerのスペックが他のtweenライブラリに比べてそんなに速くない、ということと、今年の6月にTweenerは開発終了宣言されたから、という2つの十分な理由があるからです。
ただ、同一プロジェクトで他の人が書いたコードでTweenerが使われていたとき、スペック的にそれほど高速なtween処理が求められていなければ、それを外して置き換えるとかはしない。そういう場合にTweenerの使い方は知っておいて損はないと思うのです。
Tweener開発終了のエントリを訳された下記エントリがわかりやすいのでリンクしておきます。
要は設計が古いから過去を引きずりつつの開発は無理がある、ということらしい。
今はTweenLite/TweenMax
で、現在の話題。
私が最近使っているtweenライブラリはTweenLite/TweenMaxです。
前回のコラムで自前パラメータをTweenerでtweenさせるときの手順を書きましたが、TweenLite/TweenMaxならTweenerのように面倒な設定は要りません。
TweenMaxはTweenLiteの上位バージョンですが、たいていのことはTweenLiteで間に合い、こちらの方がパブリッシュしたときのサイズも小さくなるので、TweenLiteのみ使うことが多いです。
サンプルコード:yoyo text
前回のエントリで書いたAnimTextを動かすコードは、TweenLiteを使った場合、以下のようにシンプルに書けます。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 | package { import flash.display.Sprite; import flash.events.Event; import gs.TweenLite; [SWF(backgroundColor="#aaaaaa", width="400", height="200")] public class Main extends Sprite { private var _animText:AnimText; // TweenMaxでカスタムパラメータをtweenさせるデモ. public function Main():void { _animText = new AnimText(); _animText.y = 100; addChild( _animText ); // start animation yoyo. tweenFunc0(); } // yoyo (go left) private function tweenFunc0() :void { TweenLite.to(_animText, 1, { myParam:0, onComplete:tweenFunc1 } ); } // yoyo (go right) private function tweenFunc1() :void { TweenLite.to(_animText, 1, { myParam:300, onComplete:tweenFunc0 } ); } } } |
TweenLite/TweenMax
こんな感じでとても使いやすいtweenライブラリのTweenLite/TweenMaxなのですが、気になるところが二つあります。
一つはファイルの個数。
Tweenerは13個だったのですが、TweenLite/TweenMaxは57個!
もちろん、使わないクラスは読み込まれないので、必要ないものは削除してもいいのですが、それはそれで何が必要かを確認する必要があり面倒。あとでeasingの種類とか変えたくなるかもしれないですしね。
実害はないのは分かっているのですが、svnとかにAddするときに、ファイル数が多いことだけがとても気になるのです。
もう一つはライセンス。
TweenerはMITライセンスなので、商用でも気にしないで使うことができます。
一方、TweenLite/TweenMaxはちょっと特殊で、基本的に無料なのですが、Flashのコンテンツユーザに課金する場合には有償となるようです。
このあたりは、「うむるむ -[ GreenSock ] TweenMax のライセンスまとめ- by cda244」に詳しく書かれているので、商用で使われる方は読んでおいた方がよいかと思います。
未来の話
今後のtweenライブラリ、ということで気になっているのは、BeInteractive!のyossyさんが作っておられるBetweenAS3。
まだDraftページ(BeInteractive! [BetweenAS3 (Draft)])位しか説明ページはないのですが、svnリポジトリがあるので、testディレクトリとか見てみたらいろいろと分かりそうです。
最後に気になるActionScript本を紹介。
ActionScript 3.0 : デザインパターン (ADOBE TECH LAB)
著者/訳者:Danny Patterson Joey Lott
出版社:翔泳社( 2009-06-27 )
定価:¥ 3,780
Amazon価格:¥ 3,780
大型本 ( 344 ページ )
ISBN-10 : 4798118362
ISBN-13 : 9784798118369











